青魚などに多く含まれるIPAやDHAという成分に、アレルギー反応を抑える働きが期待されています。
IPAやDHAが、体内でアレルギー症状を引き起こす物質の生成量を抑える働きをするのではないかと推測されています。
IPAやDHAのアレルギー症状を抑えるメカニズムは解明されておらず、また、アレルギーに対する効果も証明されたわけではありませんが、肉食が中心になり、魚をあまり食べなくなった現代の子供にアレルギーが増えているのは確かなようです。
花粉症の人が、魚をたくさん食べたからといって、必ずしも花粉症が良くなるわけではありませんが、肉食に偏った食生活を送っている花粉症の人は、食生活の改善のためにも、なるべく青魚を食べるように心がけてはいかがでしょうか。