キッコーマンと未病医学研究センターとの共同研究で、トマトの抽出物に鼻水やくしゃみなど花粉症の症状を緩和する働きがあることが確認されたそうです。

花粉症の症状を緩和する働きがあるのは、トマトの皮の抽出物で、トマト特有のポリフェノール「ナリンゲニンカルコン」。

このトマト特有のポリフェノールであるナリンゲニンカルコンは、トマトの赤い色素成分で、ヒスタミンを抑える働きを持つといいます。

ただし、一般に私たちが食べている生食用トマトには、ナリンゲニンカルコンはほとんど含まれておらず、ナリンゲニンカルコンを含むトマトは、加工用・調理用のトマトとのことです。