花粉症の対策 >
花粉症の減感作療法

花粉症の
減感作療法

花粉症対策として、体に免疫を作ることでアレルギー反応を起こりにくくし、体質改善をはかろうとするのが、「減感作療法(げんかんさりょうほう)」という治療法です。

花粉症であれば、その原因となっている花粉のエキスを少しずつ体に注射していくことで、花粉に対する免疫を作っていきます。

減感作療法は、アレルギー疾患の治療法として100年近くの歴史があるもので、最も根本的な治療法です。

しかし、減感作療法にも欠点があります。

それは、減感作療法の治療効果が現れるまでに、かなりの時間を要するということです。

花粉症の場合、確実な効果が現れるまでには、通常3年くらいの時間が必要といわれています。

また、スギ花粉症の場合、減感作療法の有効率は60%程度ともいわれています。

このようなことから、花粉症の程度が軽い人には、医療機関でも減感作療法をあまり勧めなくなっているのが現状のようです。



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