ヒノキによる花粉症は現在のところ、深刻な問題としては取り上げられていませんが、今後ヒノキ花粉症は急増していく可能性が非常に高いといわれています。
それは、1975年くらいまではスギが盛んに植林されていましたが、その後はスギ以上にヒノキが植林されたからです。
ヒノキは樹齢が35年くらいになると、花粉の生産量が急激に増加します。
つまり、ヒノキの花粉が本格的に多くなるのは、これからなのです。
実際、ヒノキ花粉症の患者は、年々増加傾向にあります。
ヒノキの花粉は、スギ花粉より1か月くらい遅れて飛散します。
春のスギ花粉症が3か月も4か月も続き、初夏の頃まで長引くようなら、ヒノキ花粉症を併発している可能性があります。