花粉症の原因となっているイネ科の植物で最も代表的なものが、カモガヤです。
現在、日本には約300種類のイネ科の植物があり、その中でも花粉症の原因となっているのは、いずれも明治時代にヨーロッパから入ってきた帰化植物です。
カモガヤは、非常に生命力が強く、初夏の頃から花粉を飛散します。
カモガヤのほかには、オオアワガエリ、ホソムギ、ハルガヤなどのイネ科植物による花粉症も知られています。
イネ科の植物は、身近なところに生えているだけに、地域によってはこれによる花粉症が集団発生することもあります。