日本初の花粉症は、帰化植物ブタクサによるブタクサ花粉症といわれています。
戦後になって急激に増加したブタクサは、一時は、そこらじゅうの空き地などに群生していましたが、その後宅地造成が進んだりして、最近ではブタクサはだいぶ少なくなってきました。
かつては、ブタクサ花粉症は、スギ花粉症に次いで多い花粉症でしたが、ブタクサ自体が減ってきたため、最近では、カモガヤなどイネ科植物による花粉症の方が多くなっているようです。
ブタクサ花粉症に次いで多いのが、ヨモギ花粉症です。
ヨモギは帰化植物ではなく、日本古来の植物です。
最近ではブタクサが減ってきたため、ヨモギ花粉症がブタクサ花粉症と同じくらいになっているようです。
ヨモギの花粉は、ブタクサの花粉より半月程度遅れて飛散し始めます。