花粉症患者が日本において最初に発見されたのは、1961年のこと。
アメリカからの帰化植物である「ブタクサ」による花粉症が初めて報告されています。
それ以前は、日本には花粉症はないと考えられていました。
スギ花粉症患者が増えた最大の理由は、やはりスギの花粉量が急増したからです。
飛散するスギ花粉の量を毎年調べたデータによると、1975年に入ってから急激にスギ花粉の量が増加しています。
特に、1976年、1979年、1982年に、スギ花粉の大量発生があり、スギ花粉症の患者も急激に増加しています。